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丹波篠山城下町の中で最も多く町家が建ち並ぶ旧商家の町並みです。町家を改装したカフェ、雑貨店、ホテルなどがあり、日本建築を体感しながらショッピングなどを楽しむことができます
解説
「河原町妻入商家群」は篠山城築城後の1620年に作られた古い町並みです。城下町特有のわずかに折れ曲がった街道の両側約600mにわたって、5mから8mの狭い間口に奥行き40m以上ある細長い敷地に「妻入り」の中二階建の町屋が多く軒を連ねています。表構えは大戸と格子または蔀戸で構成されており、格子は現在でも多く残っています。格子は2種類あり、大戸を挟んで西側に「細格子」を、東側(京都側)に「荒格子」を用いることが一般的です。中二階の窓は「出格子」(外に張り出した窓格子)やと太い格子を漆喰で塗りこめた「むしこ窓」からなり、また延焼防止の役目を持つ「袖壁」を備えた町屋もあります。この町並みは、京都への出入り口でもあり、丹波篠山の商業の中心として栄えました。往時の城下町の姿を、現在に伝えています。
文化財情報
【時間】
ー
【定休日】
年中無休
【料金】
無料